【自己紹介】

痛みを手放して手に入れたもの【私が12年ぶりに勉強を始めるまで⑥】

こんにちは!ママ専門の受験メンター南部成美です。
資格を活かす自宅起業コーチとしても活動しております。

こちらのカテゴリーでは、
私という人間について、
自己紹介させていただければと思い、

私が現在の仕事を始めるに至るまでのことを
書かせていただきます😊

第6話の今日は、
人生のピンチ、母ひとり子ふたりの生活を経て、
女性の自分らしい生き方や働き方をサポートできる仕事がしたい
と考えるようになったお話です。

[私が12年ぶりに勉強を始めるまで]⓺
ぜひお付き合いいただけますと嬉しいです🌸
↓ ↓ ↓

子どもたちを連れて初めての土地へ引っ越し、
母ひとり子ふたりの生活をスタート。

保育園探し、学童探し、再就職活動は難航しました。
長年、転勤妻で何のキャリアも積んでこなかった
私に、正社員での再就職は難しく、
自分の人生を後悔した日もありました。

毎晩子どもたちを寝かしつけた後に号泣。

いくつもの円形脱毛を発症し、
過労で道端で倒れ、

公園では幸せそうな家族連れを
直視できませんでした。

彼女が、夫の会社の同僚であると同時に、
私の友人だったことが、ますます
私のショックを大きくしたのかもしれません。

夫の会社の皆さんとは、
我が家に遊びにきていただくこともあるほど
仲良くさせていただいていました。

彼女は、ひとりでお子さんを育てていました。
私は、頼まれて彼女のお子さんを夕方学童へ迎えに行き、
うちの子どもたちと一緒にお風呂に入れたり
ご飯を食べさせたりするほどの仲になりました。

お子さんを預けてもいいと思えるほど
私のことを信頼してくれるなんてありがたいなあ
と、私もとてもうれしい気持ちでした。

だから、彼女と夫の関係を知ったとき、
そして、それが私にばれてから態度が急変した彼女を見たときに、
本当にショックでした。

友達だから、きっと話せばまた分かり合える。
そう思ったこともありましたが、
叶いませんでした。

当時は離婚の予定はなかったので、
「許しません」「絶対に許しません」と
彼女から届くLINE。

彼女をかばう夫と、夫をかばう義両親。

孤独で、精神的にボロボロの状態で
1歳と6歳の子どもを連れて引っ越しました。

昔務めていた損害保険会社が、
派遣社員として働かせてくださったのは
本当にありがたかったです。

しばらくは、
生きることに希望がもてず、
やっとのことで暮らしている状態でしたが、
この出来事をきっかけに人生を見つめなおした今は、
良い学びになったと思っています。

どんな出来事も、
自分の在り方次第で学びに変えていけることを
知った経験でした。

でも、当時の私は、

家事も育児も義両親のお世話も
ひとりでがんばってきたのに、どうして?

夫の懇願で大好きな仕事も辞めたのに、
夫と幸せになるために生きてきたのに、どうして?

こんなふうになったのは、夫と不倫女性のせいだ、
私の人生を返してほしい。

そんな被害者意識で頭がいっぱい。

離婚するか決められない自分が情けない。
自分の人生を自分で決められない自分が悲しい。

私なんて母親としても失格。
生きている価値なんてない。

そうやってどこまでも自分を追い込んで、
痛みを両手に握りしめて、

生きることがもう辛くなったとき、

「幸せになる勇気」という心理学の本に出会いました。

私が自分自身のために学ぶようになったのは
それがきっかけでした。

アドラー心理学、NLPコーチング、
認知行動療法、アンガーマネジメント
等、

あらゆる分野について学び、
自分の心と向き合いました。

自分のために学ぶようになって
得たものは、

自分で自分を幸せにする思考と、
学んだことを活かして誰かの力になりたいという気持ち

自分を幸せにする思考によって
気づいたのは、

傷あとは消えないけれど、
痛みは自分のために手放すことができるということ。

痛みを手放して
手に入れたのは、

自分の人生を舵取りする喜び
でした。

元夫とは、協力して子育てしています。

今はお互いに、夫でも旦那でも主人でもなく、
妻でも嫁でも女房でもありませんが、

世界で一番大切な子どもたちの
父親と母親であり、家族です。

「夫婦だから」ではなく、
「ともに過ごすことに意味があると互いに思っているから」
一緒に過ごします。

人生で大切なことを学ばせてくれた元夫と、
一対一の個人として、
尊重し合える関係でいたいと思っています。

今の私“だから”誰かの力になりたい
という想いから、

下の子のおむつが取れたら
行政書士とAFPの勉強をしよう。
と心に決めました。

「私が12年ぶりに勉強を始めてから①」
につづきます。

お付き合いいただき、ありがとうございます😊